こんにちは。今日は雨が強く降っていますね。
学生の頃、授業で16ミリフィルムでの映像をグループで制作する機会がありました。
私たちのグループの作品にとって、”雨”は重要な位置にありました。雨の姿をフィルムに収めたかったのですが、雨そのものをくっきりとフィルムにうつすことは難しく、思う通りにはいかないかもしれない ということでした。
雨そのものをうつすのではなく、雨をうつすにはどうすればよいのか。グループの皆で知恵を出し合って、一人ではつくることができない宝物のような作品が出来上がりました。
気配とは、どこに存在しているのか。いつまでも続けることができる、宝探しです。(少しキザですね、、すみません)

2020.06.13 濱中路子